こんにちわ いつも参考にさせていただいています。B6エンジンですが、256,264,272°各々のカムシャフト使用で、純正ピストン使用(腰下ノーマル)の場合、面研量は最大いくらまでいけますか?ガスケットはノーマル使用でピストンは自力リセスを切ります。 現在264カム8.7リフト0.8mm面研ノーマルガスケットで、まだ壊れていませんが、1.2mmくらい面研してもピストン溶けないんじゃないかと(笑)次期エンジンの参考にしたので、もしデータありましたら教えて頂けませんか?宜しく御願い致します。
佐々木正明さん、こんばんは。B6の圧縮比についてですが、過去にロドスタさんとテクニカルで書き込んでいますのでワード検索にて「B6 圧縮比」で検索して「関連掲載」をクリックして読んで見て下さい。その後でまだ解らない事が有ったら質問して下さいネ。
ありがとうございます!記事参考にさせていただきました。もう少し聞きたいことがあるのですが、宜しくお願いします。ノーマルのピストンで、面研にて圧縮を上げていき、それに適切な作用角のカムを組んでいった場合、圧縮比11超えても純正ピストンはもつのですか?やはり棚落ちしちゃうものなんでしょうか?
佐々木 正明さん圧縮比11に関してはSHOPにより考え方やセッティング方法が違うのでそれぞれ意見が違うのですが。。。。僕の考えでは「イケるけど気を付けて」という所だと思います。現在のガソリンは温暖化対策の為に過去のガソリンのオクタン価とは違い燃焼速度が速くなっています。解り易く言うと昔のガソリンよりノッキングが起き易いガソリンになっています。その証拠に2年前の年末に各SHOPさんでピストンが溶けて壊れたエンジンが数多く身請けられました。面研えお行うと燃焼室の容量が少なくなるので確かに圧縮比は上がります。しかし、ココで見落としがちなのがスキッシュエリアの容積!「スキッシュエリア」とはヘッドの平らに成っている部分の事。燃焼室容量が少なくなっているのに、スキッシュエリアの面積が変わらない!となると燃焼速度が速くなりノッキングが起こり易くなります。でもB型のヘッドはご存知のように品質がバラバラで良いヘッドもあれば粗悪なヘッドもあるので圧縮比11では通常大丈夫なのですが中にはノッキングが納まらないヘッドも有るんです。当りエンジン!ハズレエンジン!!見たいなもんですネ(^^;面研を1mm以上行うならガソリンは必ずハイオクを使う事になります。また、社外ピストンは物によってはバルブに当たってしまう事もあるのでノーマルピストンしか使えない!という事も考えて置いた方がイイですヨ。
貴重なデータをありがとうございます!参考にさせてもらって、純正ピストンで追い込んだ設定で試してみます。この先B6エンジン何基壊すか不安ですが、がんばります!