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タイトルインテークポート穴埋めについて
記事No2469
投稿日: 2008/03/27(Thu) 14:44
投稿者PIKO
いつもお世話になっております。
先日、油圧が掛からない症状について色々と御教授いただきました
PIKOと申します。
その節は本当にありがとうございました。
現在代えのエンジン製作中(ノーマルO/H)でGWには載せ換えを
行なう予定です。その後エンジンを開けて検証する予定です。

件名の質問なのですが、
現在4スロを装着しており、装着に使用しているインマニがキャブ用の
流用のようで、純正ヘッドにあるインジェクターの逃げがありません
(なんと言って良いのか、ただの楕円形状ポートです)。
ヘッドには、インジェクターの逃げ(GASが噴霧されるところの逃げ)があり、
凸の形になっています。
これでは、ポートがきれいにつながらないので、
逃げの部分を何かで埋めたいと思っています。
<br>溶接盛りが一番確実なのかもしれませんが、機材を持っていないことと
溶接によるひずみを懸念しています。
自分なりに色々と調べて、デブコンといわれるアルミパテが
使用できないかと思っております。
ただ、一番怖いのは剥がれてしまって吸い込まれてしまう状態です。
候補に上げているものはデブコンFという製品です、
他にも多数のデブコンがあるのですが、用途からして
Fがよいのではないかと考えています。
対ガソリン性はOKとなっていましたが、ポートのしかも結構体積のある
盛り方で大丈夫なのか心配です。
使われた実績があれば教えて頂けないでしょうか。<br>
目的はポートをキレイにつなげたいところにあり、
上記以外でよい方法があれば御教授頂けると幸いです。
長文ですみません、お時間の空いた時にでもお返事頂けると幸いです。

タイトルインテークポート穴埋めはアルゴン盛りが安心
記事No2470
投稿日: 2008/03/29(Sat) 12:48
投稿者Mr,全噴   <4649@mecha-doc.com>
PIKOさん、お久し振りです。


エンジン製作中とは頑張ってますネ♪(^^)
件名のご質問についてですが、
ポート内のインジェクター用の凸の部分を綺麗にストレート化するなら
アルゴン溶接で肉盛りをし、研磨整形するのが良いです。
熱の歪みは確かに出ますのでフランジ面の面出しは必要ですね。
費用は掛かりますがこの方法が一番確実で安心です。

デブコンでも出来なくは無い!と思います、が、やはり剥がれて
吸い込んでしまう不安は有りますよね。
デブコンは本来、密閉される所であるウォーターラインやオイルライン、
ロータリーではサイドポートを埋めてペリポートに変更する際に使用します。
ポートの段付きを無くすような使い方はしませんし、そういう使い方を
した事が無いので「使っても大丈夫」とは言えません。

安全性と信頼性を考えるならアルゴンでの修正をお奨めします。
アルゴン肉盛り+修正はメカドックでも出来ます。費用は
・アルゴン肉盛り ¥20,000×4箇所=¥80,000
・肉盛り修正研磨 ¥10,000×4箇所=¥40,000
・フランジ面面研 ¥25,000
以上となります。
※カム、バルブなどの補機類が付いていないヘッド単体の場合

コダワルとどうしても費用が掛かってしまいますが、デブコンで行って
剥がれて吸い込んで壊れたらこの金額では直りませんよね!!
費用を取るか?信頼性を取るか?
プライベーターとしては難しい所ですネ(^^;;

アルゴン肉盛りだけ依頼して後の修正や研磨はご自分で行っても良いと思いますヨ。
時間があるのがプライベーターですからネ♪

タイトルRe: インテークポート穴埋めはアルゴン盛りが安心
記事No2471
投稿日: 2008/03/31(Mon) 11:23
投稿者PIKO
お忙しいところ、御回答ありがとうございます。
やはり、デブコンはそういう用途ではないんですね。
コストと処置のし易さから目がくらんでいました。
危うく、エンジンを壊してしまうところでした、御指導ありがとうございます。
アルゴン盛りがベストなんですね、ただ今回のエンジンに
そこまでのコストをかけることができませんので、
今回のエンジンは転がし用と割り切って、そのままで行きたいと思います。

次期本気エンジンでは考えてみたいと思います。
お礼が遅くなり申し訳ありません。
お忙しいところ、本当にありがとうございました<(_ _)>