- 様々な仕様にキッチリセッティング致します -

■メカドックのこだわり
 
 
メカドックのコンピュータセッティングは約2週間ほど時間が掛かります。(かけます)

 なぜなら純正コンピュータのデータは約1年間掛けて作ったデータであり、それに負けないデータを作るにはそれなりの時間と根気が必要になるからです。

 お客様の乗り方が十人十色なのと同じく、希望するパワー特性・フィーリングも十人十色になります。

よって同じ車輌、同じエンジンであってもセッティングデータはお客様の希望に合わせたモノを作成しますので同じデータはメカドックには存在しません。

 これはノーマルエンジンでもチューニングエンジンでも同等です。

 メカドックセッティングは最高馬力よりもアクセルフィーリングに重点を置いてセッティング致します。

これは高回転でパワーが出るよりも低回転から出た方がアクセルレスポンスが向上し出力トルクが向上する効果があります。

 結果的にシフトアップする毎に車速が伸びるので同じ馬力域の相手車輌を引き離す事になる訳です。


■価格・対応コンピュータ
価格 ¥80,000〜(税抜き・予約制)
対応コンピュータ F-CON V Pro、e-manage、FreedomComputer

F-CON V Pro e-manage FreedomComputer
   
MoTeC    

*価格はチューニングの内容により異なりますのでお問い合わせ下さい。
*掲載金額はセッティング価格です。CPU本体、ハーネス等は別途かかります。
*一部対応できない車種もありますのでお問い合わせ下さい。

■セッティングの流れ
事前打ち合わせ
お客様の希望仕様を事細かくご相談し、大まかなデータスケールを決定します。
ストリート仕様、加速ゼロヨン仕様、最高速仕様なのかにより空燃費を決めます。

一般道での使用回転数 ここは低燃費データセッティングにします。
全開時のレブリミット レブ〜ドロップ回転数の高負荷領域をパワー空燃費にします。
シフトチェンジ回転数 ドロップ回転領域の高負荷領域をトルク燃費にします。
高速巡航スピード ここの領域も低燃費データにし、ここからの高負荷領域パワー空燃費にします。
1日目
コンピュータ取付、ハーネス製作

特にVProは汎用なので盗難にあい易い為、見え難い場所を選び取り付けます。
各車種毎にハーネスが設定されているので専用品を使い取り付けます。
設定が無い車種もクランク角センサーやスロポジを加工取付すれば使用が可能になります。
AE86(4AG)やS30,130(L型)なども問題ありません。
2日目
●データ初期設定

同じエンジンでもカムやブースト、回転数など仕様別でデータマップスケールの縦軸と横軸を変更し作成します。
それをお客様からの要望に合わせ1台1台違うマップスケール設定していきます。
3日目
エンジン始動領域、燃料セッティング

 
外気温度〜暖気後温度までを10°刻みで燃料調整を行います。
オーバーラップの広いハイカム仕様等の始動にくいエンジンに対してはキーON時に少しだけ燃料を出す「一発噴射」を設定します。

アイドリング領域、燃料&点火セッティング

空燃費をGF型式は14.5、E型式は13.5に合わせます。
(GF.E形式は車検証の"車両形式"の部分に明記されています)
点火時期の基本はノーマルですがレスポンス重視の場合+5〜+10°で設定します。
4日〜6日目
●低負荷領域、燃料セッティング

下り坂などでのハーフアクセル時のセッティングを行います。
この領域をキチッと作成するとダウンヒル状況でのアクセルレスポンスに差が出ます。

●4,000回転以下、低負荷&高負荷、燃料&点火セッティング

渋滞時や上り坂状況を実走行で再現し低負荷領域は低燃費、高負荷領域はトルクセッティングを行います。
ノッキングを確認しながら最適な点火時期を決定し、再度燃料セッティングの繰り返します。

●4,000回転以下、加速増量&加速進角・遅角セッティング

様々なアクセルの踏み方をし、最適な燃料増量と点火時期のセッティングを行います。
7〜9日目
●冷感時水温補正&冷感時加速補正セッティング

エンジンを始動させてすぐに走り出す状況でのセッティングを行います。
冷感時の調整なので繰り返し冷やしてから行います。
住宅街や夜中にエンジンを始動させてすぐに走り出し、ご近所に迷惑をかけない為に重要なセッティングです。

3日目項目に戻り再確認+手直し

各領域毎にベストなセッティングを行っていくとデータが繋がらず息付きを起こしたりします。
出来るだけデータ数値を変えずに綺麗に吹け上がるように再セッティングします。
10日目
●4,000回転〜4速全開領域、燃料&点火セッティング

仕様に合わせ最適なパワー空燃費になるようにセッティングします。
走行毎にスパークプラグを外し焼き色を確認します。
11日目
●1〜4速シフトアップ、加速増量&加速進角・遅角セッティング

5,000回転時シフトアップから500回転刻みでシフト回転数を上げてセッティングします。
データロガーを取りながら繰り返してトルクが出る燃料増量と点火進角数を決定します。
12日目
●高速巡航領域、燃料&点火セッティング

100km/h、120km/h、140km/h巡航での低燃費セッティングを行います。

●4,000回転〜ハーフ領域、燃料&点火セッティング

高速巡航領域データを元にハーフ・アクセルでのデータを作成します。
空燃費をGF型式車は13.5、E型式車は13.0に合わせます。
13日目
●10日目項目に戻り再確認+手直し

●過去製作データと比較走行

過去の類似する仕様の車両データ(3台)と比較してテスト走行を行います。
比較データのフィーリングが良い場合、再度手直しをしてセッティングします。
14日目
●最終確認

一発始動確認、ファーストアイドル確認、冷感時走行確認、停車暖気アイドル確認します。
スパークプラグを外し、焼き色を確認します。

●納車

お客様と同乗走行して確認し、もし不満な点がある場合はその場でリセッティングを行います。
セッティング終了後2回まで無料でリセッティング致します。(仕様変更車除く)
夏にセッティングを行った場合、冬と翌年の夏。冬にセッティングを行った場合、翌年の夏と冬にリセッティングがベストです。

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